大阪工業大学/工学部/生命工学科
技術概要 | 気密容器の酸素濃度(0.1~100%)を制御する装置を提供する。本装置は燃料電池が酸素を取り込むカソード反応と水の電解で酸素を発生するアノード反応をハイブリットした電解酸素ポンプ(e-O2 ポンプ)である。バリアフィルムなどで密封した食品などを継続的に脱酸素して腐敗・劣化を防ぐ。また、好気性あるいは嫌気性菌、細胞、生物など、例えば、癌細胞の発生・抑制メカニズムなど、生理・医学実験に用いることができる。 |
論文等 | 特許 名称: リークディテクター、及び気密部材のリーク検出方法、 特許権者または出願人: 学校法人常翔学園 発明者: 金藤敬一、 特許番号もしくは出願番号: 特願2021-204089、 出願日: 2021年12月16日 論文 “水中溶存酸素の燃料電池による除去と発電” 金藤敬一、宇戸禎仁、大阪工業大学紀要, Vol.65, No.1 (2020) pp.51-60. http://id.nii.ac.jp/1360/00000484/375. “電解による脱酸素装置の作製と湿度調整” 金藤敬一、山下絵理香、佐々誠彦、宇戸禎仁、大阪工業大学紀要, Vol.65, No.2 (2020) pp.83-102. http://id.nii.ac.jp/1360/00000596/ “Characteristics of Electrolytic Deoxygenation Devices using SiC and SWCNT Electrodes” Keiichi Kaneto and Sadahito Uto, Chemistry Letters, 2021, Vol.50, pp-342-345. https://doi.org/10.1246/cl.200582 382. “電解式リークディテクター”, 金藤敬一、宇戸禎仁、大阪工業大学紀要, Vol.66, No.2 (2021) pp.29-37. http://id.nii.ac.jp/1360/00000631/ |
リンク | http://id.nii.ac.jp/1360/00000484/375 http://id.nii.ac.jp/1360/00000596/ http://id.nii.ac.jp/1360/00000631/ |
大阪公立大学/工学研究科/表面計測化学研究グループ
技術概要 | 細胞活性は,病理検査,微生物検査,毒性評価や薬剤感受性試験などにおいて重要な指標となる。従来,比色・染色による「生死判別」や「生存率」,あるいは培養での「増える,増えない」に着目した静的,相対的な評価が行われている。私たちは,細胞活性の度合いを直接計測する手法の開発によって各種検査や試験の簡単化,迅速化を実現し,医薬品や機能性食品の開発,腸内細菌,薬剤耐性菌など微生物に関わる社会課題の克服に取り組む。 |
論文等 | K. Ishiki, D. Q. Nguyen, A. Morishita, H. Shiigi, T. Nagaoka, Electrochemical detection of viable bacterial cells using a tetrazolium salt (Supplementary Cover), Anal. Chem., 90(18), 10903-10909 (2018). https://doi.org/10.1021/acs.analchem.8b02404 H. Ikeda, A. Tokonami, S. Nishii, X. Shan, Y. Yamamoto, Y. Sadanaga, Z. Chen, H. Shiigi, Evaluation of bacterial activity based on electrochemical properties of tetrazolium salts (Supplementary Cover), Anal. Chem., 95(33), 12358-12364 (2023). https://doi.org/10.1021/acs.analchem.3c01871 H. Ikeda, A. Tokonami, S. Nishii, M. Fujita, Y. Yamamoto, Y. Sadanaga, H. Shiigi, Evaluation of antibiotics based on electrochemical measurement of bacterial activity, Chem. Pharm. Bull., 72(3), 253-257 (2024). https://doi.org/10.1248/cpb.c23-00726 |
リンク | https://doi.org/10.1021/acs.analchem.8b02404 https://doi.org/10.1021/acs.analchem.3c01871 https://doi.org/10.1248/cpb.c23-00726 |
大阪公立大学/生活科学部/栄養診療学研究室 県立広島大学/地域創生学部/栄養生化学研究室
技術概要 | 3Dスキャナーと拡張現実(AR)技術を利用し、食品素材や料理の重量見積もりを行う能力(食品重量感覚)を向上させるための教育媒体を開発した。開発物の特徴は、食品素材および料理の大きさや量の視覚的認識が可能な点、視覚情報として栄養素量等の情報を付加できる点、インターネット環境があれば場所を選ばず使用できる点である。なお、物質の形状・重さ・大きさをARで表出化すること、および幾つかの情報を付加することができるため、食品・料理の用途だけでなく他の用途への展開も期待できる技術である。 |
論文等 | |
リンク | https://kyoiku-kenkyudb.omu.ac.jp/html/100002566_ja.html |
山形大学学術研究院/理工学研究科/杉本俊之研究室
技術概要 | 特殊なフィルム表面に液体を供給しながら、フィルム裏面から強力超音波振動を加えることで、液体を微粒化・帯電させる静電スプレーシステムである。強力超音波ホーンの断面形状と同じプレーパターンを形成することが可能であり、スプレーの直進性が高く、静電気力による無駄のない塗着を実現できる。また、サラサラ液体だけでなく、固体微粒子が懸濁された液体(スラリー)や、塗料・接着剤などの高粘性液体などにも適用可能である。 |
論文等 | ・論文:準備中 ・特許:特願2022-034917 ・新技術説明会動画資料:https://www.youtube.com/watch?v=U1aU1y75H88 |
リンク | https://www.youtube.com/watch?v=U1aU1y75H88 |
大阪大学大学院/工学研究科/篠崎研究室
技術概要 | 我々は、人体に照射しても安全な222nm紫外線を含む深紫外線の散乱機構を有するガラスファイバーを提供する。本技術は、入射光を全反射させるガラスファイバーに対し、紫外線散乱機構をガラスファイバー内部もしくは表面、はたまたその両方に付与することにより、ガラスファイバーの側面からの紫外線照射を可能として、ガラスファイバー表面もしくは接触部に存在する細菌・ウイルスの殺菌・不活性化を可能とする技術である。 |
論文等 | 【特許】 発明の名称:照射システム、照射シート、光散乱光ファイバ、光散乱光ファイバの製造方法および殺菌方法 出願番号 :特願2023-168034 発明者 :篠崎健二、上西啓介、上野高義、石野晃成、伊与田透碧、近藤雅斗、野原多朗 特許出願人:国立大学法人大阪大学 |
リンク | 篠崎研究室 |