開催主旨
関西はテクノロジーの宝庫。テクノロジーは普遍的付加価値を生む。「テクノロジー」を見える化し、それを事業化したい人材を発掘し、育成し、テクノロジーと人が反応する仕組みを創る。
※「うめきた2期、技術の事業化人材 5年で100人養成」(日経新聞:2019年10月9日)
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO50757890Y9A001C1LKA000
特徴
T-CEPは、アントレプレナー・イントレプレナーの育成プラットフォーム
①プレシード期(やってみたい意欲と基礎能力があるレベル)
②シード(事業担当者レベル)
③アーリー期(技術者として自身の技術の事業化を始めたレベル)
を受講者として、事業プロデューサー(修了段階では、技術の商業化に必要な事業計画書が書ける新規事業担当者レベル)へと成長させるプログラム。
※基礎知識として、一般的なビジネスフレームワークは理解していることを前提とする
技術者のシーズに対して、技術者は事業化推進、一般受講者は事業推進を通して再現性のある事業化プロセスを学ぶ
企業の優秀な新規事業推進者(ポテンシャル)人材であればだれでも受講でき、自分の強みを軸にテクノロジーの事業化を学ぶことが特徴(経験不問で、自分で起業やシーズ提供をする必要はない)。
参加対象
※事業化リテラシーは不問
- 大学、研究機関:技術シーズの事業化、事業化理解を深めたい、ビジネス パーソンとの関わりを求めている方(研究者、ポスドク、院生など)
- 企業:コーポレート、技術者、営業、新事業開発/オープンイノベーション関連・ CVC担当者、企業の「シニア人材」、「意欲ある若手人材」も可
- 起業者:自ら起業し、事業のタネを探している方も可
定員:20名・4〜5チーム
※応募者多数の場合は、面接にて決定
参加募集
募集期間:7月1日〜7月31日(1次)、8月1日〜8月20日(2次)
※1次で定員に達した場合は、2次の募集を行いません
参加費
1人あたり3万円(税込)※学生、シーズ提供者、コーチは無料
留意
プログラムで創出されたIP・事業アイデアは、シーズの提供側(大学・研究機関等)に帰属し、参加者側の協業要請・利用は提供側の許可が必要
カリキュラム・スケジュール予定
◆T-CEP受講(本年度参加者)
キックオフ:2024年9月7、8日(土日:終日2日)
中間研修:2024年11月16、17日(土日:終日2日)
DEMODAY/成果発表会:2025年2月1日(土曜:終日1日)
※WEB実施/2h5回程度+グループワーク/週1回2h程度(チームによる)
DEMO DAY
日時:2025年2月1日(土)13:30〜17:30 ※アクセス開始13:20
開催場所:Zoom
※オブザーブ参加の方は、会場の制約で、大変恐縮ではございますが、原則WEBでのご視聴となりますことご了承ください※お申し込みをされた方に、直接詳細アジェンダ・アクセス先等をお送りいたします(2月13日頃のご案内を予定しております)
13:30〜13:45:オープニング・イントロダクション
開会の挨拶・DEMO DAY の進め方(ご案内)
13:45〜16:20:各チーム発表 (1チーム25分:発表12分、質疑応答8分、交代・バッファー5分)
13:45〜15:00:3チーム発表
15:00〜15:15:休憩
15:15〜16:05:2チーム発表
16:05〜16:20:休憩
16:20〜16:40:講評・表彰式
16:40〜17:30:交流会・閉会宣言
評価者(予定)
• 中沢則夫氏:一般社団法人うめきた未来イノベーション機構 代表理事
• 岡 隆宏氏:一般社団法人日本スタートアップ支援協会 代表理事
• 今庄啓二氏:K2 Frontier 代表
• 後藤匡史氏:株式会社シナプス 常務取締役
• 北條明宏氏:北條公認会計士・税理士事務所 代表
◆コーチ受講(第1〜5期修了者)
事業化支援講座
8月後半
◆特別講義(顧問、大学発ベンチャー社長、等)を上記に含む
(顧問、大学発ベンチャー社長等の講演)を上記に含む、加えて DEMO DAY終了後に事業計画書作成講座(個別作成)を実施
スケジュール詳細
T-CEP受講 スケジュール
回 | 日時 |
プログラム内容(分) |
---|---|---|
❶ |
9月7日(土)
9月8日(日)
【場所】 |
◆テクノロジーデベロップメントセッション(用途の開発) 【9月7日】 ・オリエンテーション(30) ■基調講演:大阪大学 森勇介 教授
1)技術理解WS:テクノロジーコアの抽出(120)※昼食を含む 懇親会(120) 【9月8日】
・JOBSキャンバス:アイデアの収束と具体化(180) ※各日内1時間は昼食休憩(お弁当は事務局にて手配)
ゴール
技術の商業化(テクノロジードリブンな事業化)に必要性及び、手法の全体像を理解するとともに、アイデエーションスキル、インタビュースキルを獲得。 取り組むテーマ(用途)の方向性を決め、プロジェクト推進に向けての関係構築を行う。 |
② |
9月25日(水) |
◆講義:インタビュープロセス理論&WS:仮説の検証方法(180)
・インタビュープロセス理論
ゴール
下記3項目の指導 |
③ |
10月30日(水) |
◆中間発表Ⅰ
・各グループによる発表(10)× グループ数
ゴール
下記3項目の指導 |
❹ |
11月16日(土)
【場所】 |
【11月16日】
■基調講演:神戸大学 熊野正樹 教授 ◆ビジネスデベロップメントセッション(用途の事業化) ・ビジネスデベロップメント理論:ビジネスモデルキャンバスと事業計画書の作成方法&ワークショップ(300) 【11月17日】
・資金調達と資本政策(120)
ゴール
事業化のためのビジネスモデルとしての組み立てと事業計画書への落とし込み(モデル・バリューチェーンの設計×市場・売上・費用の想定→第三者説明の概要)を理解する |
⑤ |
12月11日(水) |
◆中間発表Ⅲ
・各グループによる発表(10) × グループ数 (50)
ゴール
ビジネスモデル・お金周りの理解確認と最終化に向けたチーム課題の洗い出し |
⑥ |
1月8日(水) |
◆中間発表Ⅳ+ピッチとレーニング
・各グループによる発表(10)× グループ数(50) ◆講義:ピッチトレーニング(60)
ゴール
ピッチ目的との整合確認と足りない部分の指摘、DEMO DAYまでの取り組み概要作成 |
❼ |
2月1日(土)
【場所】 |
◆最終発表会<DEMO DAY>
・各グループによる発表・質疑応答(25)(200)
ゴール
学び・成果の確認、事業プロデューサーになるためのマインドセット。 対外的な成果報告及び関係者のネットワーキング。 |
⑧ |
2月15日(土) |
◆最終セッション(120) ※受講者・コーチ全員参加
・相互フィードバックと学びの整理 |
進め方の特徴
・企業人材と大学・研究機関の人材・技術が出会う機会を提供
(事業化シーズは、大学・研究機関が提供)
・基礎論の習得、グループ単位での調査、ヒアリングを重視(30件の確保)
・Mentor in Residence(MIR)の伴走のもと、技術の市場適合調査
・POC製作促進(DEMO用ビデオ作成、グラント申請連携、等)
技術の商業化(イメージ)
プログラムの全体像&スケジュール概要
受講内容概略
T-CEP受講
- 研究機関等で開発されたテクノロジーの「用途開発」→「事業開発」→「支援者/協力者に対する合意獲得(提携/資金提供/事業化支援など)」までの「技術の商業化プロセス」が経験できるプログラム Ø研究機関等の最先端技術とビジネスパーソンをマッチングする場を提供
- 提携先/顧客/資金援助先へのヒアリング・提案機会を提供
- ターゲット市場向けPOC作成の促進(DEMO動画製作、グラント申請など)
特別講義
- 最先端の理論や、大学発ベンチャーの成功事例など一般社会では学べない内容
- さらに、最先端の新規事業立ち上げ関連コンテンツ(動画)で教材を補完予定
コーチ受講:第1〜5期生参加
- T-CEP修了者が、T-CEP(今年度)チームと並走することで、事業プロデューサー(候補者)としてもう一段上の目線を経験できるプログラム
- コーチング・リーダーシップを軸とするスキルインプットの場、及びチームのコーチとして事業支援する機会を提供 修了者を継続して育成し、事業プロデューサー(候補者)をプールする